2012-12-30

サイクリングの終わり

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:5000 | F-Num:9.0 | Shutter speed:1/2000sec

久々のサイクリングの終わりに撮った一枚。なんだかノスタルジックに感じた昼下がり。
その質感に近づくように仕上げてみたのがこれ。
自転車って熱帯魚みたいで縦から撮るとあんまりいい印象が無かったけど、
こういう構図なら少しは活きるのかなーなんて思ったりした。




2012-12-29

久々にパン屋へ。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:5000 | F-Num:7.1 | Shutter speed:1/640sec

最近自転車乗ってないなーと思い、同僚がパン屋に行くというのでついていくことにした。
厚木にあるパン屋さんだったんだけれど、結構広くて品揃えも多かった!
一番に目に付いたのは大好きなラウンドパンがフレンチトーストチックになってたやつ!
表面カリカリしてて中はモチモチでサイコー!な食べ物でした(笑)

この日は2軒はしごしたので、サイクリングでの消費カロリーより摂取カロリーのほうが
多いという結末に…。


2012-12-28

頂を仰ぐ

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:3.5 | Shutter speed:1/60sec

先に掲載した南八ヶ岳の夕景はそれは素晴らしいものだった。だけど家に戻ってきたときに
夕景の素晴らしさが却って邪魔に感じてもいた。
山にかかる雲が上手い具合に日を遮り、見事な陰影を作り出す。そんな世界には
あまり色があるのは美しくない…。
2枚を総合して、はじめは前者を最終的に作品としてみた。評判は上々。
けれども日がたつにつれて、陰影の良さを強調した一枚が忘れられなくなった。

この葛藤は「撮って出ししない」ぐちゃぐちゃに編集しまくる僕にとっては日常茶飯事。
その逃げ道として「咀嚼的写真」というカテゴリを持ったわけ。一度作品としたものを
再度噛み潰してみてそこから出来る作品も作品だ!と言い切るわけだね(笑)
けれど今みてみても、この写真は先の写真とは違うよさがあるかもなーなんて思えるので
それでいいのだろう。

2012-12-27

美味しいところを教えてもらった

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:2000 | F-Num:2.0 | Shutter speed:1/30sec

最近、仕事のつながりで美味しいお店につれてってもらえることが多い。
そこで出てきたビーフシチューを撮ってみた。
うん、実物の方が数百倍美しいね!(笑) というぐらいに見た目から凄く美味しそうな代物でした。
味はいうまでもなく旨い!!お代わり要求しそうになる…裏メニューなのに(笑)

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:5000 | F-Num:3.5 | Shutter speed:1/60sec

これは通常メニューのチャーハン。元々チャーハン好きなんだけど味付けがすばらしい!
変にくどくないあっさり系で箸がすすむすすむ。あ、仕舞には取分け用のスプーンで食べてたな(笑)
居酒屋なのにご飯ばっかり食べたくなる、酒飲まない人が楽しめるお店を教えてもらって
満足!引っ越してもちょくちょくこよーっと。

2012-12-26

そのときとは違う風景で

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:16.0 | Shutter speed:1/250sec

今回の登山番外編。
いくつか写真を眺めていて、ふと頭に浮かぶ奇妙な情景…それを加工してみるのが
ここ最近の写真旅行では1枚か2枚ぐらい必ず出てくる。
今回の登山なんて透明感ある風景ばっかりだったはずなのに、帰ってきて
じーっと自分の撮った写真を眺めているといつのまにかこんな陰影の深い
写真に仕上げていたり…。
けれど、これはこれで面白いと思う。そんな一枚。

2012-12-25

次こそは…

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:8.0 | Shutter speed:1/400sec

ロープウェイに戻ったころには、下界は晴れ/山は雪という状態だったので1泊2日の旅行は
日帰り旅行になってしまった。
温泉でぐだぐだ言いながら、さっぱりして帰路に着こうと車を走らせていると
見事な赤い夕焼けが南八ヶ岳を照らしていた。
悔しいなー!と思う反面…ま、これだけ綺麗な景色見れたしいいかな!と思ったり(笑)
また来るぞー!なんて再戦を誓いながらシャッターを切ってました。

P.S.この後笹子トンネル崩落の関係で下道通ったらものすごい渋滞に巻き込まれた…。

2012-12-20

柔和な光

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:8.0 | Shutter speed:1/500sec

天狗の坪庭まで降りてくると、すっかり八ヶ岳上空は雲に覆われてしまった。
そうすると、午前中や午後はじめとは違う表情をみせはじめる。
分厚い雲からようやく通り抜けた太陽光は、雪を柔らかく照らし新雪の暖かみを感じる。
…なんで冷たいモノに暖かみを感じるのだろう?(笑)
冬になっていつも思うのは光と雪、光と水ってのは凄く相性のいい被写体だなーってこと。
この日も半日の内で、三つも違う表情を見せてくれたし。

もう少し歩きながら下山か幕営か悩んでみる…。

2012-12-19

ザックの重み

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:4.5 | Shutter speed:1/200sec

登山をする時、「荷物は軽く」というのは大原則。そのためにチタンやカーボンだのの
素材を用いたりする訳だ。山岳写真を撮る者はそんな原則に反するかのように、
沢山の荷物を担ぎ上げる。
やれ三脚だの、替えレンズだの、バッテリーだの、ヒーターだの…。
しかも天候が一致しなければその装備はまったく使わない!
そんな時は「あぁ、なんで持ってきたんだろ…」と思ってしまう(笑) 
肩にザックのストラップが食い込む思いをしている時についつい考えてしまうのだ。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:20.0 | Shutter speed:1/125sec

けれど、そんな装備である程度狙った写真が撮れた時は「持ってきてよかった!」と心から思う。
…人間ってわがままだなー(笑)

ちなみに2枚目の写真はそんな装備は全然使ってない!(苦笑)
むしろ午後になり天候がぐずぐずし始めたので「何で持ってきたんだろ」
って考え始めている時に午前中の影の無い幻想的なイメージとは裏腹に、
陰影の強い「物体感」を放っているなーと撮った一枚。
次の登山の時は「あぁ、持ってこなきゃ良かった…」「持ってきてよかったー!」
のどちらになるだろうか?

2012-12-17

冬の昼食

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:16.0 | Shutter speed:1/25sec

結局北横岳をピストンして帰ることになったので、ヒュッテに戻ってきたら飯でも食おう!
という事で、ラーメンを啜って暖をとりました。
冬山は基本的に寒い!そんな中で火を起こして、暖を取れる幸せは何物にも変え難い!
ラーメンのスープなんて完飲するなんて滅多に無いけれど、寒さを凌ぐためにも
ついつい飲んでしまう…旨い(笑)

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:16.0 | Shutter speed:1/80sec

ラーメンを啜りながら、山頂での記録を確認する。
この一枚では北八つのなだらかさと南八つの険しさが収まっていた。
数十キロに及ぶ山域を一望できる場所ってのも中々ないんじゃないかなーと思ったり。
今年やらず仕舞いに終わった、八ヶ岳全山縦走もまた熱が復活しそうです!

2012-12-16

先に進めず?

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:16.0 | Shutter speed:1/320sec

ヒュッテから北横岳ヒュッテまでの樹氷森の中を歩くのは凄く楽しかった。
晴れ間もだいぶ青が深くなってきて、白とのコントラストがまぶしいくらい。
天に向かって槍衾のようにも見えてきた。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:16.0 | Shutter speed:1/200sec

登っていくにつれて、坪庭の全容が見えてきた。
澄み切った冷たい空気を胸に入れながらのこの景色は最高の一言!
日をさえぎる雲が山に影を落とし、それがコントラストとなって美しい。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:16.0 | Shutter speed:1/400sec

山頂は強風が吹いていた。足元を見ると粉雪は飛ばされ、硬いざくざくとした雪だけが
残っている。そして目的地の双子池に向かってのトレースは無し。
行ける所までいってみよー!と意気込んだものの、ワカンがない為ラッセルと同時に
胸までズボン!と埋まってしまう始末(笑)
リベンジも考えながら、とりあえず今日のところは勘弁してやる!と捨て台詞を吐いて
撤退したのでした。

2012-12-15

風情ある山小屋

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:16.0 | Shutter speed:1/100sec

坪庭を抜け、ちょっとした樹林帯を歩くこと数十分。
北横岳ヒュッテは日帰り登山者達の憩いの場となっていた。
この山小屋にははじめて来たんだけれど、絵に描いたような煙突や
どこか懐かしい木造屋だったり…山小屋っていいなぁ!って思わせる
魔力があった。
去年、天狗岳に上ったときの黒百合ヒュッテにも似たような感情を
抱いたことがあるなー…なんて思いながらこの先の山頂に向けて
アイゼンを準備していた。

2012-12-14

ガラスの山

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:10.0 | Shutter speed:1/200sec

「天狗の坪庭」と称されるこの広野は、歩いていてとても気持ちが良い。
数日荒れていた天候は嘘のように冬晴れ。周囲は真っ白に染まった樹氷の山。
遠くから見ていると、硝子でできていて握りつぶすとバリバリと音を立てて
壊れてしまいそうな感じさえした。
ちょうど山の上に薄い雲がかかり、陰影が出来た時を狙って撮ると
幻想的な一枚に仕上がった…と思う(笑)

2012-12-13

予想外の成長

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:14.0 | Shutter speed:1/200sec

今年は冷え込みが厳しく、あっという間に本格的な冬がやってきたなーと街中で思っていたが
山に上がってみるとそれをさらに実感することに。
下の写真が去年の天狗岳へ向かうアプローチ(賽の河原)、日向の面で雪はほとんどついていない状態だった。
しかし上の写真を見ると、厳冬期さながらの樹氷が日向面でも出来上がっていて、風が強いところでは
えびのしっぽもできていた。
日差しが強い中で、まぶしく光る樹氷は雪山に上ってきてよかったなーと実感する瞬間でもありました。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:5.0 | Shutter speed:1/200sec

2012-12-12

今シーズン初冬山登山、北八ヶ岳へ

ばたばたと半分休みもないような状態で仕事が猛烈に降りかかってくる中
なんとか登山の時間が取れたので、さっそく行くことに。
今シーズン冬山一発目は「ゆる~く」を目標に、写真撮影メインで北横岳に行くことにしました。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:14 | Shutter speed:1/200sec

北横岳は北八ヶ岳ロープウェイという文明の利器が横たわっていて、一気に高度を稼げる。
そんなズルっこをして山頂駅に到着したら、例年では1月下旬ぐらいにしか成長しない
樹氷が天狗の坪庭すべてに広がっていた!
気温は-5℃くらいかな?久しぶりに痺れるような痛さを感じる寒さが身にしみる…。
そんなことを思いながら、写真メインの登山をスタートさせた。

2012-12-03

雲滝

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:25 | Shutter speed:1/500sec

以前の八ヶ岳山行写真の内、いくつかは現像してみてもいいなーと思って
知人の紹介で知った町田にあるとあるカメラ屋さんに持っていってみた。
そうしたら上の写真が一番出来が良かったので、前に掲載していた写真と差し替えてもらった。
というわけで4つ切り版イメージで再掲載。
タイトルはブログタイトルのと同じ。

この写真で気に入っている箇所は
・雲の流動性が見て取れる点。手前に張り出した長く伸びている雲の腕が水の流れのように見え
また写真中央奥では岩にぶつかる水流のように、山に雲がぶつかっている。
・奥に聳える山塊の色と、雲海上の淡い色のコントラスト。
・薄く雲がかかる場所からぼんやりと見える山々。更に鉄塔などの人工物もぼんやり見えている点。

なんかかなー。あれ?自画自賛?(笑)いえ、まだまだ未熟なのは承知しております。
今月は登山を一本控えています。そこで撮れる冬景色のなかでいいのが撮れるといいなー!

2012-12-02

秋の道

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:400 | F-Num:5.6 | Shutter speed:1/60sec

すっかり冷え込んできて、今年はまともな紅葉を撮らないまま冬に向かっている。
そんな全然秋を堪能していない中で、秋らしい写真を撮ったのを思い出したので。

2012-11-28

秘密メニュー

1週間かそこらぶりの更新。6年間使っていたパソコンが壊れたり、体調悪いなーと思ってたら
ノロウィルスにかかってたり(現在進行形ですが)、波乱が多い週でなかなか
ブログまで更新できず。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:SIGMA 20mm | ISO Speed:3200 | F-Num:5.6 | Shutter speed:1/13sec

先日、仕事で仲良くさせてもらっているお客さんとご飯を食べてきました。
なんでも食べに行った週もすでに3日連続で通いつめてるほど、
食事とお店の雰囲気が良いとの事。実際行ってみると、落ち着ける感じが人を
寄せるんだろうなぁーといった具合の良いお店でした。
仕事周り(自転車のこと)や、その他雑談に花が咲き美味しい食事をつまんでいると
店の奥から写真のでっかいハンバーグが出てきました!
実はこのハンバーグいわゆる「裏メニュー」らしく、滅多にお目にかかれない
貴重なものだとか。見た目のインパクトとは裏腹に、とても
食べやすい優しい味がしました。作る人の人柄なんでしょうね。

さて、この日は結構ドデカイニュースを伝える羽目になって、いつ切り出していいか
ソワソワしっぱなし。個人的には隠し事はパーッと言っちゃいたいタイプなので早く
言いたいけれど、同席している人からなかなかOKのサインが出ない雰囲気を感じ取り
それでモヤモヤ(笑)

んでいよいよ伝えてみたわけなんですが、半分予想通りだけど半分は予想以上に
収拾がつかない感じに(苦笑)
元々人付き合いがそんなに得意ではなく、上辺だけ広く浅く付き合う事が多かった僕に
接客業を通じて、少しは踏み込んだ人付き合いができるようになったのかなーと思ったり。
いつかはもう少し自分の本心をさらけ出して、話し合える相手が見つかるといいけどなー…。

ま、人生25にして結構大きな分岐点が迫ってきたというときに、牛歩のような遅さでも
少しは成長できてるんだなーと感じた夜でした。


P.S.ハンバーグまた食べたい!

2012-11-16

沈黙の森

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:5.6 | Shutter speed:1/15sec

帰りは赤岳鉱泉を経由して、美濃戸口に向かって下山ルートを取った。
北沢の水量は多く、保水力の高い山なんだなぁと思いながら下る。
森林帯に戻ってきて歩いていると、ところどころにどこか幻想的な
森の様子が窺える。

そんな一枚を撮ってみた。奥からカモシカがのそっと顔を出してくれていたら
完全にジブリの世界にマッチングしそうな、そんな風景(笑)
体力が無かったので三脚立てずに撮ったけど、しっかり立てて絞ったら
もっとシャープな一枚にしあがったのになぁ。と自分の体力不足を悔やんでいますorz

2012-11-14

稜線を見守る

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:14.0Shutter speed:1/40sec

赤岳~横岳の稜線沿いで後1日の滞在ができない事を名残惜しみながら降りようしていた。
そんな時、この尾根の名前にもなっている1体のお地蔵様が目に入る。
冬の身支度を済ませたようで、ちゃっかり着込んでいる(笑)
その柔和な表情と、朝日が差す情景がまるで稜線の登山者を温かく見守るように見えた。
また、その内会いに来よう!

2012-11-13

レンズ雲

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:14.0 | Shutter speed:1/100sec

本来この登山は2泊3日の予定だったんです。
2日目の今日は贅沢にも空身で行きたい周辺の山へ写真を撮りに歩き、
ひたすら写真に没頭して日が暮れたら、赤岳天望荘へ戻るという
そんなのんびりした一日を考えていました。
結局1泊2日に切り上げた訳ですが、最後のダメ押しがコレ。
元々前日夕方より、2日目午後から天気が荒れる予報が出ていたものの
空を見る限り快晴そのもの。
しかし朝方から風が強くなり、おまけに写真のレンズ雲が出てきたというわけ。

レンズ雲は「観天望気」と言われる経験上の天気予測でもメジャーなもので
この雲が見えると、天気は下り坂。といわれています。
もう少し解説しておくと山に強風が吹くと「山岳波」といわれる乱気流の元が起きるわけですが
その中に雲が発生するとレンズ雲の形に整形されるわけですね。
前線や低気圧の影響を受けての強風が考えられる場合は、この観天望気はほぼ当たりな訳です。
この日は同様に富士山にも笠雲が幾度と無く張っていましたので、諦めて下山したわけです。

こんな感じでちょっとずつ天気が読めるようになると楽しいよね!

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:14.0 | Shutter speed:1/125sec

地蔵尾根を下ってる最中。まだまだ青空が見えるものの、太陽の光を透過しない不透明雲が
出てきたりして天気は予想通り下り坂になりそう…

2012-11-11

黄金の朝

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:14.0 | Shutter speed:1/250sec

夜明けを向かえた。
雲海に消えていた様々な山塊が日に照らされて幾重にも重なる。
うねるような荒波にも見える雲の海は昨日の滝に見えたそれとは違う様相だ。
すがすがしい朝だけど、午後からは既に嵐の予報が出ている…
大人しく下山の支度にかかる。

2012-11-09

幻想的な空に思いを馳せて

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:3200 | F-Num:2.8 | Shutter speed:30sec

僕は絵が書けない。下手でもいいのだろうけど、下手だと大体において自分が伝えたい事を
伝えられないのだ。そんな訳で自分を表現する為に写真を始めたのがきっかけ。
だから真実味がある写真だけが写真なんて事は無い。
上の写真は3カット撮ってみて、あぁ違う色味ならまた綺麗だろうになぁ…という表現を
あとで編集して作った物である。素材は現地でとった生の写真。けど現実には無い色合い。

2012-11-08

赤岳に沈む天の川

Camera:Canon EOS 7D | Lens:TOKINA 11-16mm | ISO Speed:1600 | F-Num:2.8 | Shutter speed:30sec

10月の半ばというのは星空を見る上では素晴らしい季節だと思う。
そんな事を思い出したのはこの写真を撮ったからだなぁ。
夏の綺麗な天の川が赤岳に沈んでいく…。もうすっかり秋なのに
まだ夏を味わえるなんて素敵じゃないですか?
しかも雲ひとつ無い快晴の夜空を堪能できるなんて…なんども書いちゃいますが
この日に登山に来れて本当によかった!!

Camera:Canon EOS 7D | Lens:TOKINA 11-16mm | ISO Speed:2000 | F-Num:2.8 | Shutter speed:30sec

八ヶ岳は麓が様々な街に囲まれている。その光は雲海によって上手く遮られ
夜空を星が煌々と照らす様を楽しめる。そして写真に写すと対照的な2つの光が写る。
なんとも言えない不思議な時間を、自分ひとりで過ごすという贅沢がたまらなく嬉しい。

2012-11-07

真紅の空

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:10.0 | Shutter speed:1/125sec

本格的に日は沈み、グラデーションが素晴らしく綺麗に出たと思う。
遥か彼方に見える中央アルプスはオレンジの空に浮かぶように聳える。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:320 | F-Num:10.0 | Shutter speed:1/125sec

夕方だというのに槍の穂先までしっかりと見える。
本当に素晴らしい一日だった。
これなら夜も期待できるかなーなんて思いながら夕食へ向かう。

2012-11-04

赤く染まる横岳

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:6.3 | Shutter speed:1/80sec

いよいよ夕暮れもピークを迎える…
横岳の岩稜を見やると真っ赤に染まっている。
そこにたなびく薄雲や奥の雲海が高山にいるんだなぁと再認識させてくれた。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:6.3 | Shutter speed:1/400sec

この写真は自分の言葉より引用のほうが先に思いついた。

秋は夕暮れ、夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、
烏の、寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、 飛び急ぐさへ、あわれなり

~枕草子より~

…鳥は飛んでないけどね(笑)

2012-11-01

後光

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:8.0 | Shutter speed:1/320sec

13時前、赤岳山頂肩にある赤岳天望荘へ到着。一通りの事を済ませると
流石に眠すぎて仮眠。16時過ぎに起きると、谷あいからガスがあがってきてそれが
山頂間際で雲に変わる。
そんな風景が撮りたくて慌てて外に。んで撮ったのが上の一枚。
柔らかな光が山域全体を包み込んでいる優しい時間帯だったなー。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:8.0 | Shutter speed:1/640sec

今朝越えてきた権現岳にも柔らかな後光が差している。
谷あいから上がってくる雲はそれを際立たせるいい素材だ。
穏やかな時間から日没間際の強烈な夕焼けを期待して、景色を堪能しよう。

2012-10-30

絶景かな

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:13.0 | Shutter speed:1/160sec

道はどんどん険しくなる。
特に分かりやすいのがこの梯子だろう。右のお姉さんが登ってるやつなんだけど
梯子奥の巻き道から跨いで登るような形になる。しかもまっすぐ降りると見事崖にダイブ!(笑)
雑誌の記事用撮影みたいだったようなので似たような構図がとある山岳雑誌に出てたりして…。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:13.0 | Shutter speed:1/160sec

結局山頂までは追い抜き、追い越されながら2人パーティ2組とワイワイと登る。
それぞれの意図はまったく別方向なのに、一緒に歩きながら一緒の話を出来るって素晴らしいね。
ちょっとお先に歩いてみて、さっきまで一緒に休んでいた2人を撮る。
少しはこの山道の急登っぷりが伝わるかな?

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:8.0 | Shutter speed:1/160sec

11時半前には山頂に到着ー。三山の縦走無事に終えられた事にほっと一息。
その途端に猛烈な眠気と食い気が襲ってきた(笑)
写真下、重装備の二人にはお礼を告げ、オーレン小屋まで頑張ってと励ましお別れをした。
ラーメン食べて、山頂にいる人々の話に耳を傾けながら最高の景色を堪能した。

…あぁ、絶景かな。



2012-10-29

木枯

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:11.0 | Shutter speed:1/1600sec

キレットの右側(東方向)を見ると、富士山が綺麗に浮いている。
すっかり葉を落としてしまった樹木と合わせると情緒を感じるかなーと思って撮った1枚。
雲の上にいるんだな。という実感が湧いてきた!

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:11.0 | Shutter speed:1/30sec

前に目を向けると、いよいよ赤岳山頂への取り付きに到達。
急に落差のあるアップダウンをこなすようになってきた…。
ちなみに前歩いている方はテント泊縦走だそうで。
三脚持ってるからザック重たい~などと甘えてられないなーと気を引き締めて先に向かう。

2012-10-25

秋は地面に落ちていました。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:11.0 | Shutter speed:1/125sec

キレットでは二人組みのパーティとカメラの話が弾んだ。
その二人は先に送り出し、キレットでぼんやりと空を眺める。
外なのに、無音。街中の喧騒になれている耳はピーンとはりつめる。
10分ぐらいだるだるしてまた歩き出すと、谷あいに入った頃に
綺麗に染まった葉が落ちていた。
眼下に見える紅葉したモミジやダケカンバが見えているのもいいけれど、
こういう風に地面でみる紅葉というのも風流。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:11.0 | Shutter speed:1/160sec

とはいえ、今日はとりわけ秋の青空に黄色やオレンジの山々が綺麗に似合う。
…いい日だなぁ。

2012-10-24

御岳・南中北アルプスなんでもござれ!

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:18.0 | Shutter speed:1/160sec

この日はホントに天気が良かった。
写真の通り、中央に御嶽に北アルプスとなんでも見える!
八ヶ岳の快晴ってこんなにも登山欲が湧く展望なんだなーと感心。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:11.0 | Shutter speed:1/125sec

そしていよいよ見えてきた赤岳核心部。
けっこうがっつり登るんだなーと思いつつも、主峰の貫禄たるもの
まざまざと見せ付けられてすこし「あて」られたなぁー。

2012-10-22

雲の滝

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:3.5 | Shutter speed:1/60sec

権現岳を越えると、雲海の濃かった方面が見えてきた。
奔流のような雲が大迫力で迫っているように見える!
さらには日本各地の山地が雲海から顔を出していてなんとも
天上にいるような感覚に浸る。
…あれ?そろそろ24時間近く起きていてなかなかの眠気が。
気を引き締めて歩かねばなー。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:10.0 | Shutter speed:1/250sec

噂の62段梯子を降りてキレットに向かう所で後ろを振り返ると権現岳の様相が良く分かる。
東壁はけっこう切れ落ちた形でなかなか壮観。
ハイマツの緑も濃く、高山に来たなーっていう思いが強くなる。
さ、まだまだ道程は長い。そしてそろそろ眠い!(笑)


2012-10-19

すっげーいい天気!

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:8.0 | Shutter speed:1/400sec

すっかり日が昇った頃、ようやく次の山へ足を進める。夜間登山の良さはここにある。
というのも写真を撮って歩くので、牛歩の如く山行に時間がかかる。
夜間登山なら体力さえ持てば、通常に比べてかなりの時間を撮影に当てられる!

そんな事を思いつつ、背にした編笠山を見ると、綺麗な形の山だなーと思う。
おまけに背後の山塊(南アルプス?)は透明度抜群で心躍る!
なんていい日に登れたんだと、さらに嬉しくなる。

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:200 | F-Num:8.0 | Shutter speed:1/250sec

次の山、権現岳へと向かう途中。
意外と足場は狭いんだけど、まぁそこまで怖くは無い。
とはいえ、ここらへんでなぜかお腹が痛くてペースが落ちたなぁ。
そして後から来たじいちゃん登山者に抜かれてしまった。不覚(笑)

更に、権現岳ってピークが無いなーと思っていたら
なにやら1人分ぐらいのピークがあるらしいじゃないの!
なんだよー…次は登ろう!