2012-11-13

レンズ雲

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:14.0 | Shutter speed:1/100sec

本来この登山は2泊3日の予定だったんです。
2日目の今日は贅沢にも空身で行きたい周辺の山へ写真を撮りに歩き、
ひたすら写真に没頭して日が暮れたら、赤岳天望荘へ戻るという
そんなのんびりした一日を考えていました。
結局1泊2日に切り上げた訳ですが、最後のダメ押しがコレ。
元々前日夕方より、2日目午後から天気が荒れる予報が出ていたものの
空を見る限り快晴そのもの。
しかし朝方から風が強くなり、おまけに写真のレンズ雲が出てきたというわけ。

レンズ雲は「観天望気」と言われる経験上の天気予測でもメジャーなもので
この雲が見えると、天気は下り坂。といわれています。
もう少し解説しておくと山に強風が吹くと「山岳波」といわれる乱気流の元が起きるわけですが
その中に雲が発生するとレンズ雲の形に整形されるわけですね。
前線や低気圧の影響を受けての強風が考えられる場合は、この観天望気はほぼ当たりな訳です。
この日は同様に富士山にも笠雲が幾度と無く張っていましたので、諦めて下山したわけです。

こんな感じでちょっとずつ天気が読めるようになると楽しいよね!

Camera:Canon EOS 7D | Lens:EF-S 15-85mm | ISO Speed:100 | F-Num:14.0 | Shutter speed:1/125sec

地蔵尾根を下ってる最中。まだまだ青空が見えるものの、太陽の光を透過しない不透明雲が
出てきたりして天気は予想通り下り坂になりそう…

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