無邪気

涼しい風が吹き抜ける山頂で、びゅんびゅんと手に持った草を振っている子供をみると
いつぞやに生まれた姉の子供の事を思い出しながら、シャッターを切っていた。

うし

だらーっとこっちを見ている。上から牛舎を見た時は、あんまりにも動かなくて模型か何かと勘違いしてしまった。
こいつらの生活見てるとだらだらしてる自分でさえ、忙しなく感じた。

スポットライト

森の中をひーこら歩いていると、苔がまばゆく光っていた。
普段、目立たないモノにスポットライトが当たると違った視点でなんだか綺麗にみえる。

こもれび

この時期になると夏のギラギラとした日差しは、姿を隠して少しやんわりとした心地のよい光が差している。
すこし小細工すると、やんわりとした雰囲気を出すことが出来て、なんだか童話っぽい雰囲気を感じた。

秘密基地

大野山への登山口にようやく入った所を歩いていると、樹木が真横に倒れて入り口の様になっていた。
ピンときたのは「あ、秘密基地。」秘密の場所には何があるだろう？

トリプル！

高いところにある橋/道路を支えてる鉄柱とか見ると、なんか「スゲーーーー！」ってなる。
一つでも凄いのに三つも生えてると、心がワクワクしっぱなし。登山口まではもう少し。

快晴

今日は足柄にある大野山という720mほどの山に行って来た。
なかなか思ったより登りはしんどくて、牧場のしょぼさにがっかりした部分もあったけど
神奈川から裾野まで富士山が一望できる場所があったことに驚きと喜びを感じた。

雪は降りているかな？

明日は、久しぶりに富士山を撮りに行こうとおもう。自転車はまともに使える状況じゃないし。
冷夏だったし、最近は冷えてるし…この夏富士のような緑からは少し変わってると期待。

ひまわり

これから夕方になる時、夏の象徴がシルエットになっていた。風が冷えてきた今日、あの暑かった日々が
懐かしく感じる。

レンズ雲

江ノ島へ行ったあの日。夕日が雲に隠れた頃に日本一高い山の上にレンズ雲がかかった。
初めて見たレンズ雲に、何かを見透かされた気がした。

飛行機から

飛行機から見える空っていうのは別世界。雲が下に見えるしその上には深い青の世界が広がる。
たまーにしか見られないけれど、こういう世界を見るのが好きで、その時には思わず子供に戻ってしまう。
……まー、いつでもそうか。

駅前

タイムリミット。
引き上げ時だな、と思いながら駅前で小さく三脚を構えていた僕に「写真好きなんですか？」
顔を上げると、片手にカメラを持った同い年くらいの人が居た。
普段街中はあんまり撮らないんですよねー。とか、夜景って難しいですねーとか。
少し恥ずかしくなっちゃってあんまり話できなかったけど、やっぱりその時限りの出会いっていいな。

新宿

日本の都市夜景にはこのような娯楽の看板やサラ金の看板がどうしても入ってしまう。
誰も主張して欲しくないような内容が大きな顔をして看板をどんどん建てているのを見ると
腹立たしい。

自分にとっての非日常

いわゆる居酒屋という奴に飲みに行くって事は、下戸な自分には滅多に無い。
スーツ着たサラリーマンがこうやってふらふらと自分の居場所を探すかのように
歩いているのを見つけると、まるでTVの中のような非日常的な感覚になる。

夜の街

ここの通りに居る人は不思議な感じにみえる。いかにも「遊ぶぞー」ってな感じ。
カメラを構えてると、微妙な気分になった。

時

気が付けば、もう9時だ。
リミットは近い。
青く淡く…粛々と時を刻んでいく。
さぁ、次の写真を撮りにいこう。

月夜

都会の人は月を見ない。こんなにも綺麗な月が出ているのに。

ばらばら

自転車を完璧に調整しなければならない。なぜならそれが生活の糧になるから。
とは言え、全然未熟で到達できる道のりは長そうだ…

自己を表現する人

駅を背に自己を表現する人が居た。iいや…自己を表現しているように見えただけだが、本当は
何を主張したかったのだろう？

屋台

西口から南口へ。ここはなんだか下町ちっく。ストリートミュージシャンが自己主張をしてる側で
ラーメン屋台が出ている。シャッターを向けるとなんだか楽しそうで悔しかった。

"蒼"の空

東京の空は夜になっても黒くならない。深い深い蒼い空になる。その空は星がぽつぽつと見えるのみで
雲は白く見え、いかにも都会的な空となっている。
そんな空は、もうこりごりだ。

高層ビル

まずは西口へ向かった。地面から生えた無機質なビル郡が目の前に立ち尽くす。
シャッター越しに見る視点はまるで自分が小人にでもなったかのような感覚だった。

新宿

以前、都内を何度か撮ってて定番のココに来たことがなかった。いつかは撮りに行こうと考えていたのだが
タイミングを逃していた。イメージは「怖い街」だけど…

こんな空が見たい

5月の波照間島は真夏だった。こんな空は今年神奈川で見ることは出来なかった。
あぁ…こんなところに住みてぇな。